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タチウオの天秤仕掛けは、餌として、サバ、コノシロを主に使います。
さて、皆さん、餌は身側、皮側どちらから針を刺し始めますか?
いろいろ調べてみました。
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タチウオのエサのつけ方
真っ直ぐ中心に針を刺すことは共通していますが、
身側から刺すのか、皮側からさすのか、また背側からか腹側からかで組み合わせとしては、4パターン存在します。
①身側から刺すパターン
事例1:TSURINEWS
白い皮側から刺しています。
事例2:つり人Online タチウオ釣りスタートガイド/仕掛けとエサの選び方
東京湾のタチウオ女王、忍姉さんです。こちらも白い皮側から刺しています。
事例3:HONDA釣り倶楽部
忍姉さんなので事例2と同じですね。
事例4:釣りに行こうよ(キャスティングTV)
こちらも白い皮側に身から刺しています。
事例5:キャスティングTV
→(11:25あたり)白の身側からと明確に指定しています。
事例6:富津港 ひらの丸
→「(1:10)腹側の身から3回縫い刺し」と明確に言っています。
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②皮側から刺す
事例1:つり丸
→皮側かつ黒いほうに刺していますね。
事例2:坂本智子の船釣り探検!
→黒いほうの皮側から。
事例3:釣具のイシグロ
→青いほうの皮側から
事例4:プロアングラー林良一さんブログ
→黒いほうの皮側から。
事例5:釣楽
cho-raku.jp「皮側からハリを刺し、3回縫い刺しにする。」
→白か黒どちらかから刺すのかは不明。
事例6:TSURINEWS
→TSURINEWSはどっちのパターンも紹介していますね。
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③両方紹介している事例
→YAMASHITAさんは使い分けをきっちり説明していますね。詳細は下記の通りです。
①オーソドックスな餌の付け方
身から皮へ縫い刺しし、最終的には皮側に針先が出る刺し方です。
タチウオの活性が高く、しつこく餌を追ってくる時には餌持ちが良いこの刺し方が有効です。
この刺し方の場合、タチウオが餌全体を飲み込もうとする喰い方をするので、
上顎にフッキングすることが多く、バラシにくい掛かり方をします。
→特に白い側とは指定していません。
②オーソドックスな付け方の逆バージョン
皮から身へ縫い刺しし、最終的に身側に針先が出る刺し方です。
タチウオのアタリは出るものの、追いがイマイチでアタってもすぐにやめてしまう場合に有効です。
こういったときの喰い方は、餌の皮を避けて身だけを齧り取ろうとします。
その身を齧り取った時に針掛かりするという魂胆です。
ただし、この刺し方の場合はタチウオのカンヌキから横っ面に掛かることが多く、
あまり強引に巻き上げると口切れや身切れを起こすことがあるのでやり取りは慎重にしましょう。
→黒側か白側かは不明です。
③ちょん掛け
皮から身からどちらからでも良いので切身の端に1回通すだけ。
タチウオのアタリが殆どなく、なんとかアタリを出したいときに有効です。
タチウオが極度に警戒しているので、保護パイプも外したほうが良いでしょう。
低活性な上、餌から針までが少し離れているので、
アタッてから掛けるまでにはかなり時間を要します。
→黒側ですね。
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結論
パターン
最後のチョンがけをのぞくと、以下の2パターンに大別されました。
◎:多数派、○:少数派、×:ほとんど事例なし
考察
- コノシロの場合、うろこがあるので、身から刺したほうが刺しやすい。白いほうからのほうが、うろこもはがれにくい。
- サバの場合、うろこがないが、身からさしたほうがケン付き針が皮で引っかかりずれにくい。背側、腹側からの違いが不明。
ということではないかと。
釣果に影響がでるのかは不明です。
次回釣行にて比較してみたいと思います。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。