東京湾・相模湾の沖釣りのススメ

東京湾・相模湾を中心とした沖釣り(船釣り)の話と、たま~にワインの話

アカメフグ(ヒガンフグ)はあることをすると翌日刺身で食べられる!

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いよいよ緊急事態宣言解除が近くなってきました。

そんななかアカメフグからショウサイフグ釣りに変わろうとしております。

実はアカメフグといえば、肉質がぷりぷりしており当日どころか1週間は刺身では食べられないイメージがありますが、あることをすると翌日には食べごろとなります。

 

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 ヒガンフグとは

www.zukan-bouz.com透明感のある白身でトラフグ属の中でも比較的しまっている。

 

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ヒガンフグの熟成

ダイワプロアングラーの林さんの説明より。

ryos-method.blog.jp帰宅後身欠きのアカメフグを良く洗い、水を切った後にキッチンペーパーで包み、その上からラップをキチッと巻いてチルドルームへ、2~3日ごとにキッチンペーパーを替え、最低でも一週間、10日位が熟成されていて食べ頃となります。

とまあ、食べられるまでにかなり時間を要するわけですよ。

キッチンペーパーの場合。

ですので、下記の秘密兵器を使います!

 

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ピチットシートとは

www.pichit.info「ピチット」に食品を接触させると、目に見えない穴の開いた半透膜フィルムから、食品の水分と分子が小さい生臭み成分が、浸透圧によって濃度の濃い食用糖類(=水あめ)に吸収されます。
しかし、水の分子に比べて旨み成分の分子は大きいので、半透膜フィルムの穴を通ることができません。
つまり、食品の水分だけが吸収され、旨みは残るので、「ピチット」を使うことによって食品の旨みが凝縮されるのです。 https://www.pichit.info/images/010_img02.jpg

 

つまり、早期に水分を抜き、アカメフグの熟成時間を短縮できるというわけです!


 

 

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実践編

▼ヒガンフグの身欠きです。

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▼ピチットシート(通常)で3枚に下ろした身を挟みました。しっかり水分が抜けています。今回は水分が抜け過ぎましたが6時間くらいが適切かと。
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▼見栄えは悪いですが、ぷりぷりかつ極旨なテッサになりました。子供達に速攻でたいらげたれたのは言うまでもありません。
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釣行記はこちら

 

fishing-and-wine.hatenablog.com

 

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最後まで読んでいただきありがとうございました。