今までVegas Pro13を非力なCPUでFullHD動画作成のためのエンコードしておりましたが、いよいよVegas Pro18にアップグレードしましたので、GPUによるハードウエアエンコードに対応しました。
これで釣行動画を快適に編集できます!4Kも目じゃない!
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GPUとは
Graphics Processing Unitの略で、3Dグラフィックスを描画する際に必要な計算処理を行う半導体チップのこと。高速のVRAM(ビデオメモリー)と接続され、グラフィクスを描画することに特化したプロセッサが多く集まったグラフィックボードに搭載される。VRAMはグラフィックボード上のGPU専用メモリーのこと。最近ではGPGPU(General Purpose Computing on GPU)という新しい技術が登場し、画像処理などに限らず、CPUのように汎用的な処理を行うことができる。
CPU(Central Processing Unit「中央演算処理装置」)も計算処理を行う半導体チップだが、CPUはパソコンにおける頭脳部分に当たり、汎用的な複雑な処理を行う。GPUは主に画面の描画の処理など単純な処理に適している。また、CPUに比べて多くのコアを搭載しているため、同時に対応できる処理が多い。
GPUは、ディープラーニングの世界でも汎用的に利用されている。ディープラーニングでは膨大な量のデータを利用し、特徴量を抽出する必要があるが、その際に無数の行列演算を行う。行列演算を得意とするGPUを活用することで、トレーニングの期間を短縮できる。GPUの行列演算の処理速度は、CPUの10倍以上といわれている。
並列処理が得意なので、動画の編集(エンコード)にはうってつけということですね!
といいつつ、筆者のGPUは、一昔どこかふた昔以上前の中古で勝ったGeForce1050tiです。困難でも十分ですよ。
Vegas Proでのハードウエアエンコード
VEGAS PRO15以降は、GeForceシリーズの「NVENC(NVIDIA NVENC)」
で、ハードウエアエンコーダに対応しております。自分のは18なんでばっちり!
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nvidiaの推奨GPU
Vegas Pro
GeForce GTX 1650 または Quadro T1000 を推奨 。
とのことです。
まあ動けばいいんです。動けば。
次回、どのくらいエンコード時間に差が出るのか、検証していきます。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。