今年のカツオは3,4kg以上の良型が期待できます。
良型ということはそれだけ引きも強いということ。
カツオの口はその大きさに比べ弱く、バラシも多いです。
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仕掛けの長さ
通常2-2.5mですが、1.5mで臨みましょう。
ハリスの太さは、10号以上が無難。時には20号でもよいかも。
ただし、喰い渋り時に8号を使う場合もあります。
アタリおよびアワセについて
モゾモゾ、もしくはコンというアタリが来ます。
基本手持ちで待ち構え、アタリを感じたら積極的なフッキングを行います。
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ドラグについて
針がかりするとカツオは横に走ります。そのためお祭りは必至。
ドラグはフルロックにしましょう。
竿先がブルブルします。
キメジ、キハダは下に突っ込むので、糸がバーッと出ます。違いは分かりやすいです。ドラグは2,3kg程度で。
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取り込みについて
竿はキーパーに掛けたまま、リールを巻きます。
ビシが見えたら、竿を立てます。
ビシを掴み、コマセ桶には取り込まず、ハリスを手繰ります。
ゴム製の指サックかゴム手袋をしておいたほうがいいです。
カツオの頭を水面から出せばおとなしくなりますので、
そのままタモに頭から誘導して入れてしまいます。
この時、もたもたしていると横に走られオマツリ地獄と化しますので注意。
お祭りしてしまったら
とにかくお互い声を掛け合って上げられる方で魚を上げてしまいましょう。
オマツリはお互い様。
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取り込んだら
とにかく暴れるのでまずは脳天締め。そのまま鰓をナイフで切り、
あらかじめ作っておいた海水氷にぶち込みましょう。そのまま放血します。
桶のままに5分以上放置しないでください。カツオは思ったより体温が高く身焼けして生食できなくなりますよ。
持ち帰り
沖上がり後、血で汚れた海水を抜き、十分に冷えた魚をビニールに移します。溶けた水が直接触れないようにして下さい。また氷が減っていたら購入して足してください。
こうすることで新鮮なまま美味しいカツオを持ち帰ることが出来ますし、赤身魚によるヒスタミン中毒も防げます。
美味しいカツオの刺身、タタキを味わいましょう!
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最後まで読んでいただきありがとうございました。